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20260730
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「透明人間」
H・G・ウェルズ著

1897年刊行だそうなので、百年とちょっと経っている本です。現代風の生活への転換期頃の本を読んでいると「デパートってもう在ったんだ」とか「でも馬車が走ってるんだ」とかが面白いです。
ブラム・ストーカー著の「吸血鬼ドラキュラ」は後に続くいわゆる「吸血鬼もの」のイメージが勝っていてあんまり楽しめませんでしたが、これはいわゆる「透明人間もの」のイメージの源泉オリジナルとしてしっかり面白かったです。
女っ気が全く無いというのが不自然ではあるけれども、そこには触れずにおいた方が良いのではないかというのも分かる気がしました。
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昨日の追記。
テーマが云々というのは、もっと正確にはロジックでどうのこうのというのが嫌いだということ。
しかもそれがまた覆しようがないほど強かったりするのが厄介で、「それ違うんだって」としか言えない私は全く歯が立たないので困る。
それでも確信はあって、それを太刀打ちできるものに仕上げられない私が歯痒い。
爆弾を抱えた論理でおかしな街が造られたりする速度に全然追いつけない。
愚痴っぽい。

テーマが云々というのが大嫌いだ。
テーマが一貫していないとか言われたら、人間というのはそういうものだと答えよう。
テーマが分からないと言われたら、そんなもの無いと答える。
テーマは絶対に絵を描く動機ではない。
テーマに縛られて絵が頭打ちになるなんて事態は本末転倒である。
テーマは後から発生するもので、「それじゃあ後付けだ」なんてのは愚の骨頂である。

レオナール・フジタ展

上野の森美術館にて。
一階の作品が若い頃の灰色っぽい絵で埋め尽くされていて、「淡い、淡い」とうんざりしてきたところで二階に上がると色のある晩年の作品がくる構成は良いと思いました。
猫好きそうだなあと思いました。
絵は正直あんまり良いと思わなかったけれども、小物類や模型類が可愛かったです。
イブの絵だけはとても良かったです。


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