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20260722
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善良な心の持ち主が美しいとは限らない。けれども人間には情報の補正機能があるので、善良な心の持ち主だと知っていればその分その人の美しさにプラス補正がかかる。それが普通。美しさに関してだけでなく、補正は他にも多分色々ある。
絵を描く時にはこの補正機能を一旦解除できる能力が必要である、と思う。
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絵を描くことと、ある画像を知っていることとは違う。私はよくこれを混同してしまう。
うまくいっている時は「絵を描くこと」ができている時で、より良いかたちを追って心と体が完全な共同戦線を張る。ほとんど全ての事象を楽しんで受け入れる。ほんのわずかな時間であるけれども、このとき私は無敵である。
うまくいかない時は「描出という作業」自体が「絵を描くこと」であることを忘れている時で、頭の中で思い描く「画像」は描出作業を経て再現されるまではまるで不完全で、存在していないことをはっきり認識していない。心が体を置いて行き、ストレスが募る。

心地好い何かに包み込まれる。
彼らにとっては捕食に相当する。食事は少なからず毒の摂取でもあり、消化には少なくないエネルギーを消費する。食べるために生きるのか、生きるために食べるのか。両者は分かち難い。

冬の部屋で寒いのを無視して絵を描いたりするのに夢中になっているようなとき、ある限界点を超えると文字通り身体が言うことを聞かなくなり始めるので、そこで気が付いて焦って身体を温めたりします。寒さは生物の動きを鈍らせるというのを実感します。
母が言うには、幼い頃から私の暑さ寒さを感じるセンサーは壊れているらしくて季節感無視で妙に厚着していたり薄着していたりしたそうです。


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