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作品を完成させる仕上げの作業が最も骨が折れます。
作業に費やす時間全体の三割から半分くらいは仕上げをしている気がします。おまけに仕上げ前段階の楽しさと速さがありません。
私にとって何で仕上げ作業がちょっとつまらないのか一昨日気付きました。原因は仕上げに取り掛かる頃には、すでに私の頭の中にはその作品の完成図が明確に見えてしまっていることです。でもその段階で完成図が見えるのは私一人ですから、他の人にも見えるようにするため作品を仕上げなければなりません。ところが私の中ではもう終わっているので、ちょっとつまらない作業工程となってしまうわけです。
仕上げのための仕上げをしてしまっているので、私自身も作品自体もつまらなくなる。見えている完成予想図を遥かに超えた地点に着地させるようにしなければいけない。
理想的には初手そのままですでに完成していれば良いわけで「描き始め=仕上げ」の水墨画や書道の心意気で臨む。
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