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20240517
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20071123

スペインへ旅行してきました。ハネムーンでした。
写真は昔の潜水服です。

六日目
ほとんど毎日開かれているというエルス・エンカンツの蚤の市へ行く。半ユーロと安かったので筆を二本買う。

モヌメンタル闘牛場を外側だけ見る。サーカスのポスター。

水道局の建物トラ・アグバルを遠目に見る。ものすごい未来都市感。

蚤の市からの帰り、空き地に撒かれたパン屑をつつく小鳥の一群が黄緑色だったので近付いてみたらインコだった。完全にハトを駆逐してその場所を制圧していた。

グエル公園へ行く。
入口でコイン投入式の有料トイレに入ろうと悪戦苦闘している東洋人の家族を横目に見る。
どうもコインを入れたのに金だけとられてドアが開かないらしい。
公園内をとりあえずガウディ博物館を目指して歩く。私達はほんの少しだけトイレに行きたい。
きっとガウディ博物館にあるよ。
案内板にあるトイレの表示を目指して歩く。私達は少しだけトイレに行きたい。
ガウディ博物館にはトイレ無かったね。
やっと辿り着いたトイレは固く閉ざされている。私達は少しトイレに行きたい。
園内二箇所のトイレがどちらも閉じられているのが分かる。
トイレはどこですかと聞いてまわる。私達はトイレに行きたい。
どうして閉まってるのか。今すぐ開けろ。コノヤロー。
公園を出て軽い食事をするようなレストランへ入る。私達はトイレ行きたい。
分かった、サンドイッチ買うから。それとそれ二個下さい。
公園に戻るとトイレは開かれていたのだった。
どうやら決まった時間まで公園に水が来ないということらしい。
とにかく水がどうのという張り紙がしてあった気がする。
サンドイッチを買ったさっきの店のトイレには長い列が出来ていた。
店の入口にでかでかと「トイレは客だけ」って書いてあるはずである。
落ち着いてグネグネのタイルのベンチとかトカゲとか一通り見ました。

世界遺産で現役の集合住宅でもあるカサ・ミラへ行く。
住んでみたい。実際住んでいる人はどんな気持ちがするのだろうかと思う。

海洋博物館へ行く。船デカい。

ガイドブックの「パエリアならここがおすすめ」中トップに掲載されていた店が、宿から近かったので夕食に行く。入ったら客が全員日本人(多分)で、日本語のメニューまで用意されていたので、何だか恥ずかしくなってしまった。おいしかったです。
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20071122

スペインへ旅行してきました。ハネムーンでした。
写真はカサ・ミラの階段です。

五日目
「カバ」というシャンパンと製法は同じで、味や品質にも差は無く、名前だけ違う、というスパークリングワインを製造する大手会社、コドルニュ社のワイナリー見学へ行く。
値段もシャンパンよりカバの方が安いので、フランス人もよく御土産に買って帰るとか。試飲しましたが本当にうまかったです。かなり冷やすのが良いらしい。
地下のワイン貯蔵倉庫を見学した際、漬物の匂いのするフロアがあり「ああ、醗酵してるんだなあ」と思う。

モンセラットへ行く。鋸のような山の景色。色んな風景があるもんだと思う。

郊外から市内へ戻り、ビュッフェ形式のレストランに入ってみる。食べ放題ってどこも同じような味がする。料理が違っても例外ではなかった。

コルドベスという店にフラメンコを見に行く。
観光客向けの本場からしたらぬるいステージなんだろうなあとは感じたけどそれでも十分楽しめた。
おそらく日中歩き詰めでお疲れのおばちゃんたちが最前列でがっつり眠っていたのと、激しくタップを踏むダンサーとの対照が印象的。
20071121

スペインへ旅行してきました。ハネムーンでした。
写真はピカソ美術館近くで展示されていたオルメカ文明の巨石彫刻です。

四日目
サンタ・マリア・デル・マル教会へ行く。
本物の祈りの空間でした。あの声にならない声というか、音にならない音というかは何なのか。
写真撮影して良いものかどうか迷うが結局撮る。ステンドグラスが綺麗。
デル・マル/del Marはスペイン語で「海の」という意味で、航海の安全祈願など船乗りに人気があったらしい。
一回りして出ようとしたら、入るとき扉口にいた物乞いのおっさんが私達の為に扉を開けようとスタンバイ中。何か感心したので施しをする。

王の広場へ行く。コロンブスが女王に新大陸発見報告をした場所らしいが、ただの空き地。

大聖堂(カテドラル)へ行く。アヒルがいる中庭が素敵。

市歴史博物館へ行く。地下一階に発掘されたローマの遺跡がそのまま展示されている。
予想を遥かに越えて広い。

フレデリク・マレー博物館へ行く。館名の男の蒐集品がジャンル別に所狭しと展示されている。
後半見ないで出る。うんざりするほど広い。

歩き疲れる。

クアトロ・ガッツへ食事に行く。この店はその昔ピカソを含めた若い芸術家たちが溜り場にしていたそう。
今は観光客が溜まっています。

ピカソ美術館へ行く。場所が分かり難い。
時期は選べないにしても良い作品は東京にいても見られるなあと思う。内容は良かったです。

世界遺産にして現役の音楽ホールとしても機能中のカタルーニャ音楽堂へ行く。
ここが本日の目玉。チケットは売場の開く朝十時に取っておいた。
外見は工事中でもあったのでそれほどでもなかったけれども、一歩踏み入れると光り輝く内装!照明!・・
と大興奮する。
この日はピアノソロコンサートが開かれた。アンコールは四回ぐらい繰り返された。
「ぐらい」というのは贅沢にも最後には寝たから。
20071120

スペインへ旅行してきました。ハネムーンでした。
写真はサグラダ・ファミリア、生誕のファサードです。

三日目
サグラダ・ファミリアへ行く。
生誕のファサードがおもしろかった。それと屋根がうねっている付属学校の建物が可愛い。
やはり未だ建設中というのがロマンだと思う。

世界遺産で、かつ現役の病院としても機能中のサン・パウ病院へ行く。
建物の色と形がとても良い。ほどよく古い。格好良い。
気に入ったのでしばらく座って絵を描いてみたが出来は最悪。
有名なサグラダ・ファミリアだけで、これを見ずに帰るのは実に勿体無い。
近いし。入場無料だし。観光客ほとんどいないし。
看護婦や医者がかなり広い構内を煙草をふかしながら話しながら座ったりぶらぶらしたりしている。
彼らの服装が気楽で、たまに白衣着てる人がいるだけ。
理系大学のキャンパスのような雰囲気。理系大学のキャンパスなんて入ったことないけど。
ここに限らずバルセロナに来て思ったのは喫煙率が高いこと。よく吸ってる人を見かけた。路上は吸殻多め。
アスファルトの道に新旧のビルが混在する様もどことなく東京に似ている気がして、やはり都会であるなあと感じた。


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油画ルサンチマン/oil paint ressentiment
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