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20240502
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20071127

スペインへ旅行してきました。ハネムーンでした。
写真はサン・セバスチャンで宿泊したB&Bから送られてきたクリスマスカードの部分です。

十日目
バスに乗るため宿を出る。朝飯はキャンセル。朝六時くらい。まだ暗い。
ビルバオのバスターミナルで乗り換え。
空港までの道すがらグッゲンハイム美術館の外見だけ見える。何と言うかスゲー建物。
乗る予定の飛行機が遅れている。ミラノでの乗換えが出来なくなるかもしれないというので焦る。結局大丈夫。
日本へ帰る機上で映画を二本観る。
帰国して「言葉が通じるのって本当に楽だなあ」と思う。
御飯とか味噌汁とかラーメン食べたい。
終わり。
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20071126

スペインへ旅行してきました。ハネムーンでした。
写真は夕暮れ時のサン・セバスチャン旧市街です。

九日目
国際空港のあるビルバオという街までのバスの切符を購入。明日この街を離れると思うと名残惜しい。
サン・セバスチャン滞在を増やすべきだったかもしれないと少しだけ思う。
ゴミゴミした大都会のバルセロナとはリラックス度が違う。
サン・セバスチャンは街がとても美しい。
黄昏時が最高。街灯がかなり多い。3m間隔くらいで並んでる印象。お金かけてる感じ。
スーパーマーケット、本屋、雑貨屋、服屋等々を見て回る。本屋で日本の漫画コーナーを発見。
「MANGA」としっかり一画設けてあるからかなり人気なんだろうと思う。
絵は一緒で台詞だけスペイン語。妙な感じがする。
焼栗を食べながら砂浜を散策。何か潮の香りが日本と違う。磯臭くない。妙な感じがする。
日暮れ、旧市街へ。今夜は勝手も分かってきて気合十分、テンション高めで臨む。
残念ながら本日月曜が定休日という店多数。実は昨夜も生憎の雨。本命の店は改装中。そういうこともある。
昨日行った同じ店に入ると、東洋人は珍しいとみえて顔を覚えてくれた様子。昨日より非常に感じが良い。
魚と米ならやっぱり日本には敵わないなと思いましたが、パンと油と干肉の料理は流石でした。
この日は五軒はしごして帰る。
20071125

スペインへ旅行してきました。ハネムーンでした。
写真は夜のサン・セバスチャン(川沿い)です。

八日目
奥様が二日酔いと旅の疲れが一気に出たのとでダウン。ベッドから出られない。
昨晩は宿のスタッフ(英語できる)とその友達が集まって飲み会をしていて、そこにお呼ばれしたのである。
手製の「マキズシ」を御馳走になる。
何が巻かれていたのかよく分からなかった(たぶん魚)けれども、おいしい。
酢飯をちゃんと海苔で巻いていて、醤油もあって、山葵まであった。すごい。
オリジナル「巻寿司」との違いを教えてくれと言われ、
「マヨネーズは入れない」と言うと「それチーズなんだけど」と言われてしまい、味音痴を露呈。
スペインではかなり「ハポン/japon(日本)」が熱いらしい。店のディスプレイなどを見ていても(オシャレなブランド店のショーウィンドウに何故か招き猫がいたりするので)それが感じられる。
というわけで全員に箸の正しい持ち方を教えることに。多分もう出来なくなってると思うけど。
最終的には全三部屋の宿泊客全員が参加して真夜中近くまで飲み、夜の街へくり出そうぜと誘われるも疲れ果ててたのでお断りして寝た。
楽しかったです。

奥様が夕方になって元気を取り戻す。
ここサン・セバスチャンへはるばるやって来たのは食べ物が目当て。旧市街の一帯。
名物は色んな種類がある「ピンチョス」という一口サイズのつまみ料理。微発泡性白ワイン「チャコリ」。
それらを供する立飲み屋。
その周辺はバル(立飲み屋)だらけで、これをチョイチョイ食べてクイクイ飲んでドンドンはしごしていく。
夜九時はまだまだで、十時頃から本格的に賑わい出す。
実は大味なんじゃないかと食べる前は見くびっていたら本当にうまい。酒とよく合っている。
西洋の人の繊細さを知った気がして感激。本当に美味。
特に酒好きだったらこの街はおすすめ。
この日は三軒はしごして帰る。
20071124

スペインへ旅行してきました。ハネムーンでした。
写真はサン・セバスチャンへ向かう電車の窓からの景色です。

七日目
バルセロナを離れる。
フランス国境近くバスク地方はサン・セバスチャン(バスク語ではドノスティア)という大西洋岸の街を目指す。
サンツ駅から長距離列車で移動。
切符購入時、窓口に向かう人々の背後をもう荷物しか見てない明らかに不審な男がウロウロ。
この旅で最も警戒したひととき。
乗り遅れたり、乗り間違えると厄介なので乗場を色んな人に何度も確認。
スペイン語が分からないので何度確認しても不安。
それと思しき列車に乗り込む。
乗ってた若い女性客に切符を見せて聞いてみると、列車は合ってるけど車両が間違っているらしい。
そこは25号車で私達の切符には多分9号車と書いてある。
「もっと前の方ね」とわざわざ列車の外まで出て指し示しながら教えてくれる。
言葉があんまり通じない分、人の優しさが純粋に感じられる気がしてとても嬉しい。
列車の先頭の方へ向かって歩いていく。先頭まで来てしまう。9号車無かったんですけど。
ここまで来る間にひとつ気付いた。数字順に並んでない。
実は25号車の隣が28号車だったのを見たときからもしや、と思ってました。
最後尾に向かって引き返す。
おそらく旅行者と思われる黒人の若い男性が私に切符を見せて聞いてくる。この車両どこ?
何故私に聞く。でっかいスーツケースをゴロゴロ引っ張ってるこの俺に。
優しく教えてやりたいけど分かんないって。チッて言うな。
何と最後尾の車両が9号車だったのでした。ちなみに隣は6号車。
無事乗車。発車時刻を三十分ほど遅れて発車。列車に揺られること約八時間。
サン・セバスチャンの一つ手前の駅で列車が止まったまま動かなくなる。
車内アナウンスが何か言う。夜九時過ぎ。
車掌が来て説明してくれる。「線路内に人が二人侵入した」のと「列車は動かない」ことだけ何とか聞き取れる。
どうすれば良いか分からない。
降り始める乗客がチラホラ。えっ、どうすんの?困る。あと一駅なのに。乗ってればいいの?動かないの?
しばらく不安な時間。気になって扉を開け外の様子を伺う。降りた人たちがいない。
あれ?動きだす列車。慌てて扉を閉める。
無事サン・セバスチャンに到着。
とにかく無事辿り着いたことが嬉しい。早くベッドで横になりたい・・。

宿に着くとチェックインもそこそこに
「マキズシ食べない?私作ったの!」という勢いの酒盛りが待っていました。
この日は土曜の晩だったのです。


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